エレベーターが落下したら助かる方法はあるのか…?
最近のエレベーターでは何重にも安全装置が備わっているため、
落下する可能性はほとんどないといわれていますが、
過去には落下事故がありました。
もしもエレベーターが落下してしまった場合、あなたならどうしますか…?
着地する瞬間にジャンプ!
なんて思ってしまいますが…
実は落下スピードが速いことや、
建物内だと周りの状況が見えないということもあり、
着地するタイミングに合わせてジャンプするのは不可能に近いとのことです。
【少しでも生存率を上げるには…?】
それでは、少しでも生存率を上げるにはどうしたらいいのでしょうか…??
それには体に対しての衝撃を分散することが重要となり、
一番良いと言われるのが仰向けになり頭を守る状態だということです。
もしもエレベーターが満員でできないのならば、
手荷物などを足に敷いたり、膝を曲げ踏ん張るようにすると、
多少なりと衝撃を和らげることができるということです。
まぁ、出来ることなら落ちてほしくないものですが…
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エレベーターの種類と仕組みについて
エレベーターの種類は大きく、
『つるべ式』 『巻胴式(まきどうしき)』 『油圧式』 に分類されます。
耳と鼻と喉はどう繋がっている?飛行機、高層エレベーターで鼓膜が圧迫されるのはなぜ…
『つるべ式』(トラクション式)
エレベーターのかごと同じ重さのおもり〔つり合いおもり〕を
取り付けて巻上機(まきあげき)により効率的に昇降させます。
こうすることにより、モーターにかかる負荷が軽減されることとなり、
モーターを小さく出来るメリットもあるそうです。
『巻胴式(まきどうしき)』(ドラム式)
エレベーターはこの方式から誕生したそうです。
エレベーターの機械室にある巻胴〔ドラム〕に
ワイヤーロープを巻きつけて昇降します。
シンプルなつくりですが、つるべ式に比べ動力が必要となり、
ワイヤーロープも長くなります。そのため低層に使用されています。
『油圧式(ゆあつしき)』
油圧によりかごの下から直接的に持ち上げるタイプと、
間接的に滑車のロープを介して持ち上げるタイプがあります。
建物の強度など場所を選ばない点がメリットですが、速度に限界があり、
消費電力が大きくなるため低層向きだということです。
現在ではこの中でもつるべ式が一番多く採用されているということです。
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エレベーター内の大きな鏡の理由は…?
エレベーターに乗ると、大きい鏡を目にすることがあるかもしれませんが、
どうして鏡が付いているのでしょうか…?
これは主に車椅子に乗った方が利用するために付いているということです。
エレベーターが広ければ、なかで車椅子の向きを変えることができますが、
狭かったり、人が沢山乗っていた場合、後ろ向きのまま降りなくてはなりません。
そうした場合に鏡があることで後方を確認しながら降りることができるのです。
もちろん身だしなみなどに使うこともあると思いますが、
とても重要な役割があったわけですね。
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