血液型のルーツは?
血液型によって性格の違いが、あるとか、ないとか…
色々あると思いますが、そんな血液型にはルーツがあるようです。
どのように世界へ広がっていったのでしょうか…?
人類最初の血液型
O型 〔人類最初の血液型〕
- 紀元前4万年頃~ アフリカ(クロマニョン人)から広がる。
- 紀元前3万年頃~ ヨーロッパ各地、そして世界全体へと広がる。
【 狩猟民族 】
- アフリカの狩猟民族であるクロマニョン人がO型といわれ、人類は皆それまでO型だったと考えられている。
- 大柄で骨格が丈夫。
- 化石で見つかったクロマニョン人は身長180cmぐらいある。
- 現代人に似た部分が多い。
- 現在でも世界全体で一番多く存在する血液型であるため、一番古い血液型だといえる。
- 現代の世界の人口比率約45%
2番目に誕生した血液型
A型 〔2番目に誕生した血液型〕
- 紀元前2万5000年頃~ アジア、中東から広がる。
【 農耕民族 】
- 現在ではヨーロッパの北欧〔ノルウェー、フィンランドなど〕の農作物が盛んな場所にA型が多く分布していることから、もともと農耕民族だった可能性が高いと考えられている。
- 民族的な性質なのか、協調性が高く几帳面な性格が多いと言われる。
- 現代の世界の人口比率約40%
3番目に誕生した血液型
B型 〔3番目に誕生した血液型〕
- 紀元前1万5000年頃~ インド、ヒマラヤの山岳地帯から広がる。
【 遊牧民 】
- 移動しながら牧畜により生活をする民族からはじまる。
- 現在でもインドやモンゴルでは人口の多い血液型。
- 自由に移動しながら生活する民族がルーツなため、マイペースな性格ともいわれる。
- 現代の世界の人口比率約11%
いちばん新しい血液型
AB型 〔いちばん新しい血液型〕
- 1000年前頃~ ヨーロッパから広がる。
【 農耕民族、遊牧民 】
- A型の農耕民族とB型の遊牧民の両方の性質を持つ、新しい民族。
- 都市型の新しい民族なため、免疫力が比較的弱いともいわれたりする。
- 現代の世界の人口比率約4%
日本人の血液型の比率
ちなみに…
現在、日本人の血液型の比率はおおよそ、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%と言われています。