コウモリは昼間どこにいる…?
夕暮れ時にパタパタと飛んでいるものをよく見ると
コウモリだったなんてことがあるかもしれませんが…
昼間はどこにいるのでしょうか?
日本に生息する、街中などで見かける小さいコウモリのほとんどが
『アブラコウモリ』↓という種類なのですが、
別名『イエコウモリ』とも言われ、
日中は家の屋根裏や倉庫などの建物、そのほか橋の下やトンネル、
洞窟などの薄暗い場所に住み着いており、
50~60匹単位の集団で生活している場合もあるようです。
そして、夜行性であるアブラコウモリは
夕方になると活発に活動を始め、
ユスリカや蚊、小さい昆虫を捕食するために飛び立っていたのです。
コウモリは法律で保護されてる哺乳類…?一年以下の懲役又は百万円以下の罰金も…
コウモリには寄生虫や雑菌がたくさん…
日本でよく見かけるアブラコウモリは、
蚊やユスリカ、小型の昆虫などを餌として食べてくれるので、
益獣〔人間にとって利益のある動物〕でもあるのですが、
実は、やっかいなのが寄生虫と雑菌だったのです…
コウモリは人間の血を吸うの?逆さにぶら下がって頭に血がのぼらない?翼は手の平…
日本では現在、コウモリが直接的な原因での病気はないとされていますが、
寄生虫〔ダニ、ノミなど〕などがついていたり、
ウイスルを保有していることもあり、感染症を媒介する可能性はあるそうです。
さらにフンは、昆虫を捕食しているため乾燥して崩れやすいので、
空気中に舞い上がりやすく、カビや雑菌、ダニ、ノミなども含んでいることも
あり、アレルギーの原因になったりもします。
そのため、見つけても素手で直接触ったりはしないほうがよさそうです。
ちなみに海外では、コウモリによる病原菌によって高熱を出したり、
肺炎や脳炎、感染症による出血などに見舞われることもあるので、
害獣〔人間にとって害をもたらす動物〕として扱われていることも多い
といわれています。
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