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『成長ホルモン』はいつ分泌される?役割と分泌が減ることによる危険性

生物・生態

成長ホルモンってなに…?

 

 成長ホルモンという言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、一体どんなものなのでしょうか…?


成長ホルモンとは、脳下垂体〔脳の下から垂れ下がって見える部分〕から分泌される物質で、




骨や筋肉などを作ったり脂肪などの分解と代謝などの重要な役割を担っています。


成長ホルモンの分泌が減ることによる危険性…

 

 成長ホルモンの分泌が低下すると様々な病気につながる可能性が出てきます。

 

例えば、

骨粗しょう症(こつそしょうしょう)

 

骨密度が減りって、骨がもろくなり骨折しやすくなる症状。

 

 

動脈硬化(どうみゃくこうか)

 

動脈は、酸素や栄養を含んだ血液を全身に送る血管なのですが、

血管が狭くなったり弾力性を失うなどによって血液が流れづらくなる症状。

 

 

心筋梗塞(しんきんこうそく)

 
心臓の筋肉に血流を送る冠動脈(かんどうみゃく)〔心臓の筋肉に向けて流れる血管〕の出入り口が塞がる(動脈硬化などにより)ことよって、血流が途絶え心筋が酸素不足の状態に陥る症状。



 

糖尿病(とうにょうびょう)

 

膵臓(すいぞう)から分泌される、インスリンというホルモンの分泌量が不足、働きが低下し慢性的に高血糖(こうけっとう)〔血液中のブドウ糖の量が多くなる〕なる症状。

 

この状態を放置すると全身の細い血管が傷つきボロボロになり、さまざまな病気を招いてしまいます。

 

 

など、生活習慣病にもなりやすくなり、

小児だと、身長の伸びに影響してしまう恐れもあるということなのです。

 

 

 入眠後3時間以内が多く分泌



ちなみに…

 
この成長ホルモンは、特に入眠後の最初の3時間以内に多く分泌されることが知られており、これは睡眠の深さに強く関連しているようです。


深い眠り〔ノンレム睡眠の段階〕は成長ホルモンの分泌を促進するため、身体の修復や成長においてとても重要とされています。

ノンレム睡眠… 体が深い休息状態に入り、脳がゆっくりと活動する睡眠段階

 

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