筋トレで『筋肉』がつく仕組み。『筋肉痛』の正式名称と原因について。

生物・生態

トレーニングをすると筋肉がつく仕組み。

 

 

個人差はあるものの、

トレーニングを繰り返せば筋肉がついてくると思いますが

 

それは、どうしてなのでしょうか?

 

 

激しいトレーニングなどして筋肉を動かすと、筋肉の繊維にがつき、

筋肉痛が伴う場合がありますが、その部分が回復するときに、

筋繊維が少し太くなって修復されています

 

 

 

このことを【超回復(ちょうかいふく)】というのですが、

休息睡眠栄養〔バランスのある食事、特に筋肉のもとになるたんぱく質

をとることにより、だいたい24時間~72時間※かかって修復されます。

※超回復は一般的に大きい筋肉は回復するまでの期間が長く腹筋や小さい筋肉は期間が短くなります。

 

 

 

そして、このとき筋肉がつくために

成長ホルモンインスリン様成長因子(ようせいちょういんし)、テストステロン

〔男性ホルモン〕そしてインスリンなどという物質が体の中で働いています。

 

 

それでは、これらが一体どんなものなのか…?

簡単に説明していきたいと思います。

 

 

【成長ホルモン】とは

 

たんぱく質を合成することにより筋肉量を増やし、

脂肪の蓄積を抑制したりするといわれています。

 

※現在いろいろな説があり、成長ホルモンは重要性がないとも言われていますが、インスリン様成長因子を分泌するのに成長ホルモンが必要だとのことです。

 

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【インスリン様成長因子】とは

 

ふつう肝臓から分泌しますが、トレーニング後には筋肉から分泌していて、

筋肉を増やすためにとても重要と言われています。

 

 

ローペーストレーニングにより体に負荷を掛けると、

この物質が分泌しやすくなるという研究結果もあるようです。

 

 

 

【インスリン】とは

 

インスリン様成長因子に似ている物質で、膵臓に存在するものですが、

これによりトレーニング後のエネルギー確保のためにおこる筋肉の分解を抑制し、

脂肪の燃焼にも効果があるということです。

 

運動後の適度な糖質の摂取が効果的だということです。

 

 

 

【テストステロン〔男性ホルモン〕】とは

 

女性には無関係のような物質名ですが、

女性でも男性の10%ぐらいの量が分泌されており、

近年の研究結果によると、筋肉からも分泌されていることが分かってきております。

 

 

そのため筋肉を発達させたり、アンチエイジングにも効果があるといわれています。

 

 

 

 

トレーニングにより、これらのことが繰り返えされることによって、

筋肉がより大きく成長するいうわけだったのです。

 

 

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筋肉痛はなぜ起こる…?

 

 

普段使わない筋肉を動かしたり、トレーニングをして筋肉痛になること

よくあることですが、いったい体の中で何が起こっているのでしょうか…?

 

 

 

筋肉痛の正式名称は【遅発性筋肉痛(ちはつせいきんにくつう)】というようで、

運動している際にすぐにでる痛みとは違い、数時間~数日後に痛みが出る

ものに対して言います。

 

 

 

原因は判明されていないことが多く、

例えば、肩こりなどと同じ乳酸説※などがあったのですが、

現在では、筋肉の繊維に傷がついて炎症し、

その繊維を修復する際に放出される物質により痛みが生じる

というのが通説になっているとのことです。

 

※乳酸説…激しい運動をすると乳酸という疲労物質が体に蓄積され、筋肉が酸性化し固くなることからの痛む説。

 

 

 

そして、遅れて筋肉痛がでてくる原因についてですが、

筋肉の繊維(筋繊維)自体には痛みを感じず

その周りの組織である筋肉を包む膜(筋膜)などに

炎症が広がってから痛みを感じるためだと言われています。

 

 

 

今までよく言われていた、

加齢によって筋肉痛までの期間が長くなるということに関しても、

加齢が直接の原因ではなく運動量や筋肉量の違いなどが原因で遅く

なっていると言われてきているようです…

 

 

 


 

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