曇りの日でも日焼けする? 実は「晴れより危険」な理由とは…

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曇りの日でも日焼けするの…?




「雲が出てるから今日は日焼けしないだろう」——そんな油断、していませんか?

実はその思い込み、肌にとっては落とし穴。



それでは、「晴れ」と「曇り」、本当に日焼けしやすいのはどっち?

あまり知られていないその違いを、科学的な根拠とともにやさしくひもといていきます。





曇っているのに日焼けするのはなぜ?




「太陽が見えないから、紫外線も届いていない」——そう思うのは自然ですが、実際はそう単純ではありません。

紫外線(UV)は、雲を通過します。




しかも、雲の種類や厚みによっては、晴れの日と同じ、もしくはそれ以上の紫外線量になることも。



国立環境研究所のデータによれば…

「薄曇りの日」は、晴天時の80〜90%の紫外線が地表に届くことがある。

更に、一部の雲が太陽光を散乱・反射させて、一時的に晴天時より強い紫外線が地表に届くこともあるとされています。




つまり、見た目が「くもっているから安心」と思っても、紫外線は私たちの肌をしっかり狙っているのです。


日焼けで皮膚がポロポロはがれる理由



晴れと曇り、結局どっちが日焼けする?




結論から言うと——



一般的には「晴れの日」の方が日焼けしやすいです。


ただし、次のような条件下では曇りでも油断できません。



薄曇りの日


雲が太陽光を拡散し、広範囲に紫外線が降り注ぐことも!



湿度が高い日


肌の水分が多く、紫外線の影響を受けやすくなる



風が心地よい日


肌の熱感が鈍くなり、日焼けに気づきにくい!





晴れた日差しは「焼けそう」と気づきやすく、対策をとる人も多い。

しかし、曇りの日は油断して気づかないうちに肌が赤くヒリヒリ… なんてことも!





曇りの日の紫外線対策、どうすればいい?




「晴れの日だけ日焼け止め」では不十分です。



曇りの日こそ、しっかり対策をしておくことが大切です!



曇りの日でもやっておきたい3つのポイント!



  1. 日焼け止めは毎朝必ず塗る(SPF30以上が推奨)


  2. 日傘帽子を活用する


  3. UVカットの服サングラスを取り入れる




とくに日焼け止めは、2〜3時間ごとに塗り直すことがカギです。汗や摩擦で落ちやすいため、曇りでもしっかり塗り直しましょう!




まとめ|「曇りの日=安心」ではない!





最後にもう一度、ポイントを振り返ります。



  • 曇りでも紫外線は地表に届いている!


  • 薄曇りは特に紫外線が強いこともある!


  • 油断せず、晴れと同じくらいの対策を取ることが重要!




「見えない紫外線こそ、もっとも肌にダメージを与える」——


そんな意識をもつことで、未来の肌トラブルを防ぐ第一歩になる、ということなのです!






☀おまけ:紫外線が強くなる時間帯は?




午前10時〜午後2時最も紫外線が強くなる時間帯



曇りかどうかに関係なく、この時間帯に外出する際は、特に念入りな対策を!




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