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節分の由来とは?鬼に豆、恵方巻、イワシ、ヒイラギの意味を徹底解説!

歴史・文化

節分とは、もともとはどんな行事だった…?

 

 

節分といったらやっぱり豆で鬼退治ですが…


どうして2月にそんなことを行うのでしょうか…?




それでは、順番に見ていきましょう!

 

節分は、もともと季節の代わり目の前日を指してた。

 

節分は、もともと季節の代わり目である、

 

現在の暦(太陽暦)

  • 立春(りっしゅん)2月4~5日頃
  • 立夏(りっか)5月5~6日頃
  • 立秋(りっしゅう)8月7~8日頃
  • 立冬(りっとう)11月7~8日頃

 

これらの日の前日のことを指していたということです。

 

 

旧暦(太陽陰暦)だった時代では、春を新年としていたので、季節のなかでも新年を迎える前、現在の新暦(太陽暦)ですと、立春前日にあたる2月3日~4日頃が、一年を締めくくる日として重んじられていました。

 


江戸時代までは、宮中(朝廷)行事であった、追儺(ついな)や、鬼遣(おにやらい)と呼ばれる、疫鬼(えきき)〔中国に伝わる疫病を引き起こす妖怪〕を追い払うための行事だったそうなのですが、時代と共にかたちが変わり、庶民にも伝わることによって、現在の節分となっていったというわけです。

 

 

どうして大豆を投げるの?

 


かつては米や麦なども豆まきに使用していたようなのですが、魔の目である魔目(まめ)だったり、魔を滅するという意味での魔滅(まめ)に対して、豆(まめ)ぶつけることが、鬼を追い払うのに適しているとして大豆が広まっていったそうです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

 


炒った大豆である理由は、まいた後の豆から新たな芽が出ないように、そして、 豆を炒るという言葉が、魔目を射ることを連想させるということからも炒るようになったと言われています。

 

 

豆を食べる理由とは…?

 



昔から大豆は、お祓いにも使われていたということなのですが、病気などを引き起こす悪い気〔邪気〕を追い祓うとされており、豆まきに利用された豆は、鬼を追い払った豆である『福豆』となるため、その豆を食べることによって、体に福を取り入れることとなるそうです。

 

 
そして、自分の数え年の分だけ食べる風習をよく聞くと思いますが、それは食べる人や地域によって考え方があるようで、ただ単にゲン担ぎとして食べていたり、歳の分の福を取り入れるためだったり、翌年の分の福を取り入れるため、もう一粒多めに食べるなど様々なようです。

 

数え年… 生まれた時を1歳とし、その後1月1日(新年)を迎えるたびに1歳加えた年齢。

イワシと柊(ひいらぎ)の意味は…?

 



煙り臭い匂い大の苦手だと昔からいわれているようです。

 

イワシは脂がのっているため、焼くと煙がたくさん出るため、イワシを焼き、食べ終わった臭いのある頭の部分を残します

 



更に、鬼が苦手だとされるトゲトゲの葉である(ひいらぎ)の先にイワシの頭部を突き刺して、玄関などに『柊鰯(ひいらぎいわし)』または『焼嗅(やいかがし)』と呼ばれる魔除けを飾ることによって、鬼を家に近づかないようにしていると言われています。

 

どうして海苔巻き(恵方巻)を食べるの…?

 


恵方とは、陰陽道(おんみょうどう)という中国古代の宇宙や世界観による吉方のことをいうようで、そちらの方向に、歳徳神(としとくじん)もしくは、正月さまと呼ばれる、その年の福徳〔 幸福と利徳〕を司る神がいると言われています。

 

 

その吉の方向を向きながら食べるということで『恵方巻(えほうまき)』と呼ばれるようになったそうです。

 

恵方西暦の末尾から決めるそうです。

 

 

福を巻き込んだ、海苔巻き途中で切らないで〔縁を切らない〕、願いごとをしながら、笑顔〔笑う門には福来る〕で食べることが良しとされています。

 

 

私が子供の頃は、節分というと豆まきぐらいだったような気がするのですが、本気で節分を行うとなると、なかなか盛り沢山で大変なことだったんですね…

 

 

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