アナログとデジタルの違いとは
現在テレビは、アナログ放送から全てデジタル放送に移行していますが、アナログとデジタルは何が違うのでしょうか…?
アナログ
アナログ電波をイメージで表すと、滑らかな曲線の波のようになります。

時計で例えると、ゼンマイ時計の針のように、常に途切れなく動いた状態で、

情報ですと、ずっと継続している状態〔連続した状態〕になります。
アナログは常に継続した情報になるため、全く同じものを複製することが難かしく、容量が多くなる傾向にあるがその分、希少価値が高くなりやすいと言われています。
そして、劣化はしやすいが、情報の一部が破損しても、場合によっては破損以外の部分が使えるという利点もあります。
デジタル
デジタル電波をイメージで表すと、細かくカクカクした曲線の波のようになります。

アナログの情報を数字〔数値化〕で表したのがデジタルになり、変換に手間が掛かるが、数値化されているため製品の複製もしやすく完全な複製を無数に作ることができる大きな利点があります。
時計で例えると、デジタル表示のように、単位がどんなに小さくなろうが数字で表すことができる状態で、

情報ですと、微細だが飛び飛びの情報〔断続した状態〕になるため、アナログに比べ容量が少なくなります。
そして、劣化はしづらいのですが、何らかの衝撃で全ての情報が消えてしまう危険性は出てきます。
日本では近年になり、携帯電話などの著しい普及によって電波が残り少なくなっていた為、テレビの放送をアナログ放送からデジタル放送に移行し容量を圧縮して、他のことでも電波を有効活用できるようにしたということです。
デジタルの進歩は目を見張るものがあり、とても便利で生活には欠かせないのですが、それでも昔のフィルム写真や映像だったり、アナログ製品はなんとなくデジタルにはない温かみを感じてしまいますが、何となく理由が分かった気がしますね…

