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【要注意】ゲジゲジ・ムカデ・ヤスデの違いを画像で解説!毒があるのはどれ?

生物・生態

ゲジゲジ、ムカデ、ヤスデの生態の違い




春になり少し気温が上がると活動し始めるゲジゲジたちですが…



ゲジゲジ、ムカデ、ヤスデはどう違うのでしょうか…?



ゲジ〔通称:ゲジゲジ〕 


  • 動きが速く夜行性
  • 肉食で昆虫、クモなどを食べる。
  • 脚が長く一つの節に一対の脚で15対30本の脚がある。
  • 背中に気門〔呼吸する穴〕がある。
  • 見た目が不快なため不快害虫ともいわれますが、ゴキブリを捕らえるほどの素早い動きができ捕食してくれるため益虫の一面もある



ムカデ 


  • 動きが速く夜行性
  • 肉食で、昆虫、ミミズ、小動物などを食べる。
  • ヤスデに比べ体が大きいものが多い。
  • 一つの節に一対の脚があり、足の対の数は奇数で偶数のものが存在しない。

〔最多で177対354本のムカデが発見されている〕


  • 顎が発達していて毒をもち、噛まれると痛い。そのため人間にとって害虫となります。


ヤスデ 


  • 動きが遅く、夜行性
  • 腐った植物を食べる
  • ムカデに比べ体が小さいものが多い。
  • 脚が短く一つの節に二対の脚〔※前後いくつかは一節一対〕があり、びっしり脚が並んでいる。

最多で750本もの脚の数があるものが発見されている〕


  • 体を丸めることによって、外敵から身を守る。
  • 顎には毒はないが、体液には毒性があり、踏んだりすると異臭を放つ。そのため、見た目や臭いが不快ということで不快害虫といわれたりする。


ゲジゲジ・ムカデ・ヤスデの違いまとめ



こちらがゲジゲジ、ムカデ、ヤスデの違いを簡潔にまとめた表です!

種類特徴脚の数毒の有無生息場所食性
ゲジゲジ細長い体で長い脚が特徴、素早く動く30本以上(奇数対)あり(弱い毒)家の中や湿った場所害虫を食べる(ゴキブリ・クモなど)
ムカデ扁平な体で強力なアゴを持つ、動きが速い15~191対(奇数対)あり(強い毒)落ち葉の下や石の下肉食(昆虫・小動物など)
ヤスデ丸い筒状の体、動きは遅い30~400対(偶数対)なし(ただし防御液を出す)湿った土や落ち葉の下枯葉や腐った植物を食べる(腐植食)


≪ポイント≫

  • ゲジゲジとムカデは肉食で、害虫を捕食するが、ムカデの毒は強く噛まれると痛い。
  • ヤスデは毒はないが、刺激すると臭い防御液を出すことがある。
  • 脚の数が「奇数」ならムカデ・ゲジゲジ、「偶数」ならヤスデ。
  • 動きが速いのはゲジゲジ・ムカデ、遅いのはヤスデ。


と、このようになります!


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