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たんこぶ(たん瘤)の仕組みとは?たんこぶができた時の処置方法について

生活・食物

たんこぶはどうしてなるの…?

 

強く打撲するなどしてできるたんこぶですが、どうして頭部ばかりなのでしょうか…?

 


たんこぶ(たん瘤)の正式名称は皮下血腫(ひかけっしゅ)というようで、皮膚の下で内出血をしてしまい、その血液やリンパ液※の行き場がなくなり、盛り上がってこぶになっている状態をそう呼んでいるそうです。

リンパ液とは… 血液の血漿(けっしょう)〔血液中の赤血球,白血球,血小板 を除いた液体成分〕が毛細血管から組織中に溶け出て、組織内のリンパ管に入ったもの。

 


体のなかでも、皮下脂肪筋肉の層が厚い場所ではアザになりますが、頭や額を触ってもわかるように、皮膚から骨までの層が薄いため、毛細血管が切れて内出血を起こすと外側に腫れ上がってしまうのです。

 



たんこぶが出来たときの処置


① 意識がしっかりしているか確認〔特に幼い子は注意〕

⇒ はっきりしていない、けいれん、目の焦点が合わないなど ⇒ 救急車

出血している際は、圧迫止血する〔ハンカチや布などで強く押さつけ圧迫して止血する〕

 

② ぶつけたところが凹んだ状態〔陥没骨折(かんぼつこっせつ)の危険あり〕⇒ 救急車

 

 

③ 吐き気めまいなどがが出てき来た場合 ⇒ すぐに病院

 

 

④ 普段と違うと感じた時

〔顔色が悪い、熱が出てきた、血が混ざった鼻水、体に力が入らない など〕⇒ すぐに病院



頭をぶつけたら、出来るだけ早く冷やし、とにかく安静にして、症状によってはできるだけ早く病院で見てもらっったほうがよさそうです。

 

 

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