虹が、虹色(7色)になるのはどうして…?
虹の多くは、雨が止むか止まないかぐらいのときに、太陽の光が差し込んで見えるような気がするのですが、どうして虹が出てくるのでしょうか…?
太陽を見ると白っぽく見えますが、実は、太陽の光は7色※〔 赤、橙、黄、緑、青、藍、紫 〕が混ざり合うことによって白っぽい色に見えているそうなのです。
※厳密には虹色はくっきり7色に分かれているわけではないので無数の色となります。そのため地域や時代により感じ方は違く、6色や5色など様々だったようです。
この7色が雨粒〔水玉〕に反射し、色ごとに光が分かれたものが虹色のように見えています。
沢山の色が混ざり合った太陽光〔可視光線※〕は、色によって光の波長〔空間を伝わる光の波の1回分の長さ〕が違い、光の屈折のしかたも違います。
※可視光線(かしこうせん)… ヒトの目に光として感じるもの。
空はなぜ青く見える…?人の目に見える光の波長について
そのため虹の順番は、雨粒に対して波長が長く、屈折しづらい『赤』が一番外側に見えて、
雨粒に対して波長が短く、屈折しやすい『紫』が一番内側に見えるということになるようです。
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