犬の嗅覚はなぜ優れている?
クンクンと匂いを嗅ぎながら散歩をする犬ですが…
どのくらい嗅覚がすぐれているのでしょうか?
ニオイによって得意、不得意があるようなのですが、
人のニオイ〔酸臭〕などをかぎ分けることに関しては得意としていて、
人間と比べるとおおよそ1億倍の嗅覚〔人よりも1億倍に薄めたニオイでも嗅ぎ分ける〕
といわれています。
それでは、どうしてそんなに嗅覚がいいのか…?
鼻の中にはニオイを感じとる、嗅細胞(きゅうさいぼう)がある
のですが、その細胞のある場所の面積が人間に比べると数十倍も広く、
細胞の数も多いのでニオイを感知しやすくなります。
そのため、犬のなかでも口先が長い犬種の方が、
ニオイを感じ取る場所が広く、嗅覚が優れている可能性が高い
といえるようです。
少し話は逸れますが…
ある研究機関で、犬の優れた嗅覚により、人の尿や汗、呼吸などから、
ガンにより発生する物質の僅かな特有のニオイを嗅ぎ分け、
高確立で早期のがん患者を見つけ出しているなんて話もあるそうです…
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