路上の色のついたクギは何に使う?
道を歩いていると、地面に色〔赤、黄色、青など〕のついた丸いものに、釘のようなものが打ち付けてあるものを見たことがあるかもしれませんが…
これはなんの目印なのでしょうか?
このクギの部分を測量鋲(そくりょうびょう)、
そして、その周りの色がついた部分を明示版(めいじばん)というようです。
用途としては主に土木工事をする際に、測量〔異なった位置関係のものを測定して求めること〕をするときの基準点を印すために用いるということです。
よく見ると測量鋲にクロスの線が刻まれていると思いますが、
その交差しているところが基準点となっています。
その他、
土地の境界標としての役割で使用されることもあるようです。
(一般的な土地の境界標はこちら)