微生物とプランクトンの違い
微生物とプランクトン、なんとなく小さい生物のような気がしますが…
どんな生物のことを言うのでしょうか…?
まず、微生物ですが、
肉眼で見えない生物の総称になるそうです。
そのため、細菌や※ウイルス、菌類(真菌類)などは微生物ということになります。
※ウイルスは微生物に分類されていますが、生物ではないという見解もあります。
菌類、細菌、ウイルスの違いは?生物になるの…?種類や構造、はたらきについて
そして、
プランクトン〔浮遊(ふゆう)生物〕は水中に浮いて漂っており、
自らの運動能力がほとんどない生物の総称となります。
プランクトンというと、すべてが微生物のように感じてしまいますが、
実際は大きさの定義はなく、体長1mを超えるような
エチゼンクラゲはメガプランクトンといわれプランクトンの一種とされています。
(エチゼンクラゲ)
そして、赤潮↓はプランクトンが大量発生して海の色が変わってしまう現象です。
【ネクトン】
プランクトンに対して、水中で自ら運動能力を持つ、
クジラなどの哺乳類や魚類は、ネクトン〔(遊泳(ゆうえい)生物)、
【ベントス】
海底に接触して生活をする、コンブやイソギンチャク、カニなどの生物を
ベントス〔底生(ていせい)生物〕といいます。
※アメンボのような、水面で生活する生物を、ニューストン(水表生物)と分類することもあります。
この、プランクトン、ネクトン、ベントス、〔ニューストン〕は、
水中生物の生活型を分類しているのですが、
水中の全ての生物を分類するとなると、実際には曖昧な生物もいるようです。
[kanren postid=”6527″ date=”none”]
最後までお読み頂きありがとうございました。