大昔ゾウの鼻は短かった…?
鼻の長い動物は?
と聞かれたら、ほとんどの人はゾウと答えるかもしれませんが…
実は、何千万年前の大昔、ゾウの鼻は短かったらしいのです。
人間と同じで、ゾウも長い年月をかけて環境に対応するため進化してきたのですが、
住む場所などの生活環境に合わせて体が大きくなったゾウは、
水を飲んだり、餌を取ったりするのに鼻〔鼻と上唇〕の長さも必要になった
と言われています。
そして、環境に対応できない鼻の短い種類のゾウは徐々に減り絶滅し、
今のような鼻の長いゾウのみが生き残ったというわけです。
ちなみに哺乳類である私たち人間の鼻の穴は2つですが、
太古の祖先といわれる魚類は鼻の穴が4つあります。
これは人間も進化の過程で鼻の数が減っていったとも
と言えるそうです。
実際、人間の目の内側には涙の排出口である涙点(るいてん)という穴があり、
鼻の奥のほうとつながっているのですが、
これは残り2つの鼻の穴の名残だといわれています。
二足歩行が可能になった人類の誕生から現在まで約700万年と言われていますが、
これから先、いったいどのような環境になりどんな進化をしていくのでしょうか…
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