虫歯になるのはどうして?
歯は一見丈夫そうに見えますが、磨かないでそのままにしておくと虫歯になってしまいます。
どうしてなのでしょうか…?
口の中には菌がウヨウヨといて、その種類は少なくても300種類以上といわれています。
その中でもミュータンス菌という虫歯菌が、食事でとった糖分から酸を作り出し歯を溶かしているのですが、食事をした後4~8時間ぐらいで、食べかすから細菌が増殖し、歯に歯垢(プラーク)として付着します。
歯垢がつくと、歯の表面がザラザラしてくるのですが、唾液や飲み物などでも流れづらくなり菌が住みつきやすく、虫歯にもなりやすくなるそうです。
生まれたばかりの赤ちゃんに虫歯菌はいない
この虫歯菌ですが、生まれたばかりの赤ちゃんにはいないようで、食事の環境など〔スプーンや箸を共用するなど〕によって、親や周囲の人から感染してしまうらしいのです。
そして、3歳ぐらいまでにこの虫歯菌に感染すると、口腔内は善玉菌よりも悪玉菌〔虫歯菌、歯周病菌など〕の割合が高くなり、一度その割合になるとそのまま定着してしまうと言われています。
そうなってしまうと、大人になってからも虫歯などに苦労する体質になってしまう可能性が高くなるので、特に3歳ぐらいまでのお子さんが周りにいる方は注意する必要があるのかもしれませんね!