6月に咲く花5選‼

「春の花って5月までじゃないの?」
そんな風に思っているあなたにこそ知ってほしい。
実は、6月こそ “春の余韻と夏の入り口” を堪能できる、絶妙な季節なんです。
今回ご紹介するのは、6月に咲く“春の花” 5選。それぞれの花言葉と、暮らしに取り入れるおすすめの楽しみ方をセットでお届けします!
① アジサイ(紫陽花)

【花言葉】
移り気・家族団らん・辛抱強さ
梅雨を代表する花、アジサイ。
雨に濡れた花びらがとても奇麗で、季節の情緒をたっぷりと味わえる存在です!

おすすめの楽しみ方:
- 土のpHで変わる花の色の変化を楽しむ。
- 押し花アートで思い出を残す。
- 玄関先やベランダに鉢植えで置くだけで、季節感がグッと増す!

花の色を決めるのはどこ?アジサイは土、アサガオは細胞内!

花の色はさまざまな要因で変化します。
『アジサイ』の場合は、土のpH(酸性→青、アルカリ性→赤)
『アサガオ』の場合は、花びらの細胞内のpH(花の成長過程で変化)
によって決まります。
② ベニバナ(紅花)

【花言葉】
包容力・化粧・愛する力
鮮やかな黄色から濃いオレンジへと変化する、日本古来の美しい花。
染料や薬草としても親しまれてきた歴史ある存在です!

おすすめの楽しみ方:
- ドライフラワーにして長く飾る(風情のある色味が残る)
- 乾燥紅花を使ってハーブティーや入浴剤にアレンジ
- 押し花やレジンアートに使えば、唯一無二の作品に!
③ ハナショウブ(花菖蒲):別名「ハナアヤメ」

【花言葉】
優雅・忍耐・うれしい知らせ
水辺に咲く姿が美しい、初夏の風物詩。
日本庭園や寺社との相性も抜群で、観光シーズンにも大人気!

おすすめの楽しみ方:
- 有名な菖蒲園を訪れて風景を満喫
- 季節の短歌や俳句と一緒に楽しむ風流な時間を
- 季節の花の贈り物としても喜ばれる一品!
④ クレマチス(鉄線)

【花言葉】
精神の美・旅人の喜び・策略
つるを伸ばして壁やフェンスを彩る、立体ガーデンの頼れる存在!

おすすめの楽しみ方:
- ベランダや玄関周りに植えて彩りアップ
- アーチ状の支柱に這わせてフォトスポットに
- 種類ごとに咲く時期が違うので、長く楽しめるのも魅力!
⑤ ナデシコ(撫子)

【花言葉】
純愛・可憐・大胆
「やまとなでしこ」の由来にもなった、日本人に愛され続ける小花。かわいらしさの中に、しっかりとした強さを感じる花です!
「やまとなでしこ」とは?

「やまとなでしこ」とは、古来の日本女性の理想像を表す言葉で、
「大和(やまと)=日本」+「撫子(なでしこ)=可憐な花」から来ています。

「撫子(なでしこ)」という花は、小さくて可憐な花でありながら、丈夫で芯が強いという特徴を持っています。
この花の姿が、優しさ・可憐さ・芯の強さを併せ持つ女性像と重なり、「やまとなでしこ」という表現が生まれました。

おすすめの楽しみ方:
- 丈夫で育てやすいので家庭菜園にもおすすめ
- 小さなアレンジメントに入れると一気に華やかさアップ
- ポプリ〔香りを楽しむために乾燥させた花や植物〕にして、ナチュラルな香りを楽しもう!

まとめ:6月の花は「春と夏のはざま」を楽しむチャンス!

花の名前 | 花言葉 | 特徴 | 楽しみ方の一例 | 咲く時期 |
---|---|---|---|---|
アジサイ | 移り気・家族団らん | 色が変化 | 押し花・鉢植え | 6月〜7月 |
ベニバナ | 包容力・愛する力 | 染料・薬草にもなる | ドライフラワー・ハーブ利用 | 6月中旬〜7月上旬 |
ハナショウブ | 忍耐・優雅 | 水辺が似合う | 鑑賞・短歌・贈り物 | 5月下旬〜6月中旬 |
クレマチス | 精神の美 | つる性・立体感 | フェンス・アーチ装飾 | 5月〜10月(品種により異なる) |
ナデシコ | 可憐・純愛 | 小花・丈夫 | 育成体験・ポプリ作り | 5月〜8月(秋まで咲く品種も) |
春が終わり、夏が始まる——
その “はざま” こそ、季節がもっとも豊かに動く瞬間。
6月に咲く春の花は、どれも移ろいゆく季節をしっとりと彩ってくれる名脇役です。
見て楽しむもよし、飾って心を整えるもよし。一輪の花が、日常をふわっと優しくしてくれます!
6月、季節の花と一緒に、自分だけの癒し時間を育ててみませんか?

