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世界のユニークな年末年始イベント10選!新年を迎える特別な伝統

歴史・文化

年末年始に行われる世界の面白い行事




年末年始は世界中で特別なイベントが行われ、多様な文化が表れる興味深い時期です。



今回は、いくつかの世界のユニークな行事をご紹介します。



それでは、見ていきましょう‼


『スペイン』12粒のブドウを食べる風習



スペインでは、大晦日の夜に鐘が12回鳴るのですが、そのたびに1粒ずつブドウを食べる風習があります。




この12粒のブドウは新年の12か月を象徴しており、タイミングよくすべて食べられると、その年に幸運が訪れるとされています。



この風習は、19世紀末にブドウの豊作がきっかけで広まったようです!



『デンマーク』割れたお皿で幸運を呼ぶ




デンマークでは、新年を祝う際に親しい友人や長い付き合いのある人々の玄関に割れたお皿の破片を置くという伝統があります。



この破片が多ければ多いほど、その家は多くの友人たちに恵まれ幸運を招くと信じられています。



お皿の破片は、友情やつながりの象徴として扱われるため、玄関先に残された破片を目にするたびに人々は温かな気持ちになるようです。


ちょっとユニークな伝統ですが、新しい年を祝うだけでなく、人と人との絆を深める行事でもあるんですね!



『日本』除夜の鐘と年越しそば




皆さんもご存じ、日本では大晦日に寺で「除夜の鐘が108回鳴らされます



この108という数字は仏教で言う「煩悩(ぼんのう)〔人間の心を乱す欲望や迷いのこと〕」の数を表しており、鐘の音で煩悩を消し去るとされています。




また、「年越しそば」を食べるのも一般的な風習で、そばの細く長い形が「長寿」を象徴し、切れやすい性質から「悪い縁を切る」とも言われています。

『スコットランド』ホグマネイ(Hogmanay)




スコットランドの年越しイベント「ホグマネイ」では、火の玉を振り回す儀式が行われ、これは悪霊を追い払い、新年の平和を祈るものとされています。




また、新年に最初に家に入ってくる訪問者は幸運をもたらすと信じられており、特に黒髪の男性が縁起が良いとされています!


『フィリピン』丸いものを集める




フィリピンでは、新年に丸いものを家にたくさん置く風習があります。〔例えば、果物や硬貨など〕



丸い形はお金を象徴し、豊かさや富が訪れるよう願う意味が込められています。



また、ポルカドット柄の服を着ることも一般的で、円形には「終わりのない繁栄」を表す特別な意味があるとされているようです!




『ブラジル』白い服と海の女神への供物



ブラジルでは、年越しに白い服を着る風習があります。



白は平和を象徴し、新年が穏やかであるよう願いを込めています。




また、海に花やキャンドルを供えることで、海の女神イエマンジャに敬意を表し、新年の幸福を祈る儀式が行われます。



リオデジャネイロのビーチでは、この伝統が壮大に行われているようです!



『ギリシャ』ザクロを割る




ギリシャでは、新年の祝福として家族の誰かがザクロを家の前で割るという風習があります。

ザクロの中の種が多ければ多いほど、その年が繁栄と幸運に満ちたものになると言われています。



タロスの切り分け(ヴァシロピタ)




その他、ギリシャでは1月1日に「ヴァシロピタ」というケーキを切り分ける風習もあります。



一部の地域ではこのケーキに小さなコインが隠されており、切り分けたケーキの中にコインが入っていた人は幸運を得られるとされています。



新年の幸福を願う象徴的な儀式です!


『南アフリカ』家具を窓から投げ捨てる



南アフリカの一部地域では、年越しに使わなくなった家具を窓から投げ捨てる大胆な風習があります。



これは、新しい年を迎えるにあたって古いものや不要なものを手放し、新たなスタートを切るという意味があります。



ただし、安全のため、この伝統は近年規制が強化されています…



『エクアドル』燃やされる「かかし」たち



エクアドルでは、古い年を象徴する「かかし」を作り、それを燃やすことで過ぎ去った年の厄を払い、新しい年の幸運を呼び込む風習があります。



かかしの中に爆竹を仕込むことも多く、夜になるとあちこちで派手な火のショーが繰り広げられます!



『メキシコ』赤い下着と黄色い下着



メキシコでは、大晦日の夜に赤い下着黄色い下着を身につけるという風習があります。


これは特にラテンアメリカの国々でよく見られる風習で、色ごとに異なる意味が込められています。


  • 赤い下着:愛や情熱を象徴しています。赤は恋愛運や情熱的な関係を呼び込む色とされており、新年に新しい恋愛が始まることを願って赤い下着を着ることが一般的です。


  • 黄色い下着:金運や繁栄を呼び込む色とされています。黄色は豊かさや幸福を象徴する色とされ、経済的な成功を祈る意味で黄色い下着を選ぶ人も多いです。


これらの色の下着を身につけることで、その年の運気を良くしようとする行為は、メキシコだけでなく、他のラテンアメリカ諸国やスペインでも見られることがあります。

新年を迎える際に、色に意味を込めて過ごすことで、より良い一年が訪れることを願うこの風習は、多くの人々に信じられている伝統的な文化の一つです!


最後に




これらの行事や風習は、その土地の文化や歴史、信仰を反映しており、それぞれが独特の魅力を持っています。



もし年末年始に旅をする際には、現地の風習に触れることで、その地の人々の思いや伝統により近づくことができ、きっとより深い体験ができることでしょうね!


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