水を掛けたら危険な火災がある…

火事になったら、どんな火災でも水を掛けてしまいそうですが、実は、それはとても危険なことだったのです…
どういうことなのでしょうか…?
『揚げ物』の火災に水を掛けたら危険!

例えば、家庭でも見かける光景ですと、天ぷらなど揚げ物をした際に起こる、鍋の油から出た火災がいえます。
水よりも油は軽いため、水の上に油が浮いてしまうので、水を掛けると油が燃えたまま流れ出てしまい、火災が余計に広がる恐れがあるのです。
水蒸気爆発にも注意!
そして、それだけではなく最悪の場合、水蒸気爆発〔水は高温のものと接触し、瞬時に気体になると体積が一気に増大することによって爆発する〕によって、油についた火が飛び散り、火災が更に大きくなる場合があるそうです。
これは火山のマグマが地下水の層や、海水など流れ込み、水蒸気が一気に膨張し大爆発する噴火と同じ現象になります。

その為、このような油による火災の場合は、水ではなく消火器を使った消火活動となりますので注意が必要です!

『コンセント』からの出火に注意!

その他、身近なものからの火災ですと、コンセントからの出火の際にも注意が必要だと言われます。
それは、漏電しているコンセントに水を掛けてしまうと、感電してしまう可能性が出てくるのです。
ブレーカーを落としてから消火
このような場合は、電気のブレーカーを確認し、落ちていない場合は、ブレーカーを落としてから消火活動するか、


やはり、消火器を利用することも考えたほうがよさそうです。


