ダンゴムシとワラジムシはどこが違うの?
ダンゴムシとワラジムシ、触って丸まればダンゴムシぐらいに思っていましたがどうなのでしょうか…?
ワラジムシ
【 甲殻綱 ワラジムシ目 ワラジムシ科 】
ダンゴムシ(オカダンゴムシ)
【 甲殻綱 ワラジムシ目 オカダンゴムシ科 】
両方ともワラジムシ目になり、フナムシなども含まれ、陸上、海水、淡水に生息しています。そして昆虫ではなく、エビやカニなどと同じ甲殻綱(こうかくこう)になります。
動物界の約4分の3を占めている節足動物(昆虫類、甲殻類、クモ類など)とは…
見分け方は陸上に生息していて丸くなるのがダンゴムシ、少し平たくワラジのような形のものがワラジムシになります。
そのままの気もしますが…
ダンゴムシは背中の甲羅部分の節が多く重なっており薄い皮で繋がれています。
そのため、外敵などから身を守るために丸まることができるのです。
それに比べ、ワラジムシは背中の甲羅部分の節の重なりが浅いため、ダンゴムシのように丸まることができません。
このワラジムシやダンゴムシはもともとヨーロッパが原産の外来種で、ダンゴムシは明治時代に積み荷などにくっついて日本に入って来たのではないかと言われているようです…