コンセントから火災が起こるのはなぜ?
コンセントからの火災にはいくつかパターンがあるということです。
それでは見ていきましょう。
【トラッキング現象による火災】
コンセントとプラグの間に溜まったホコリによる火災なのですが、
湿気の多い場所〔風呂場、キッチン、洗面所〕などの近くで発生しやすくなります。
原因として、ホコリが湿気により湿って漏電しやすくなるということですが、
最悪の場合は火災につながってしまいます。
そのため、梅雨の時期には特に注意したほうがよさそうです。
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【たこ足配線による火災】
家庭用のコンセントは一般的に1500ワットになりますが、許容量を超えたり、
常に許容量いっぱいで使い続けると過熱により火災につながる恐れがあると
いうことです。
特に、建物の中の配線が古くなっていたり、たこ足になればホコリも溜まりやすくなる
ので注意が必要です。
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【電気(配線)コードによる火災】
電気コードを強く束ねたり、重いタンスや家電などでコードを踏んだ状態に
なっていたりすると、過熱して発火する恐れがあるということです。
特に普段目に付かない場所で、長年コンセントにプラグを挿したままにしていると、
ホコリもたまっていたり、配線の状態も把握できないので、気が付いたときには
できるだけこまめに掃除したりなど確認をしたほうがよさそうです。