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🔸コンセントの穴の大きさが左右違うのはなぜ?どちらに挿しても問題ない理由は…

機械・技術

コンセントの穴の大きさが左右違うのはなぜ?

 

 

よくよく見ると、コンセントの穴の大きさが右と左で違うのに気が付くと思いますが…

一体何のためなのでしょうか?

 

 

まずコンセントの正式な言い方は『配線用差込接続器』というようです。

コンセントはいつから使われているの?エジソンとはどんな人?争ったテスラとは…

 

 コンセント(日本)の長さは、

右が7mmに対し、左が少し長く9mmになります。

 

この長さの違いには理由があるのですが、

右側をホットといい電気を出す側〔=電化製品に電気が流れる側〕になります。

 

 

そして左側をコールドといい、使われた電気が帰っていく側になり、

アース〔接地〕といったりもします。

 

 

なんでコンセントにアースが必要なのかというと、

雷や故障などによって高圧電流が誤って流れた場合に、

大地に電気を逃がすためになります。

 

 

そして、洗濯機や冷蔵庫などの湿気がある場所で使用する家電

にもアースがついているのですが、これは漏電による感電火災などを予防する

ためについています。

 

 

 

一般的な電化製品はプラグをコンセントにどちら向きに挿しても問題ない

わけですが、その理由はプラス、マイナスがある直流電流(電池など)とは違い

交流電流は電流と電圧が周期的に変わるため〔東日本は1秒間=60回ぐらい、

西日本は1秒間=50回ぐらい〕どちら向きに挿しても大丈夫なのです。

 

 

 

しかし一部の精密機器などでは精度を上げるため、ホットとコールドの向きを

合わせて使う場合がありコンセントの穴の大きさを左右で変えることにより

目で見て分かりやすくしているということです。

 

 

 

ただし、一般的にはあまり必要ないものとされているのか、

工事の取り付けの段階で左右が逆になっている場合も結構あるようで…

どうしても合わせたい場合は確認したほうがいいかもしれませんね。

 

 

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