
ベッドで寝返りを打ったときに、
「ギシギシ」「ミシミシ」
と音がすることはありませんか?
少しの音なら気にならなくても、夜中に寝返りをするたびにベッドがきしむと、眠りの邪魔になってしまいます。
ベッドのきしみは、マットレスそのものではなく、ベッドフレームやネジ、床との接地部分などが原因になっているケースもあります。
そこでこの記事では、ベッドがきしむ主な原因と対処法を分かりやすく解説します。
結論|ベッドがきしむ原因は「接合部分」と「床との接地」が多い

ベッドがきしむ主な原因は次のとおりです。
| 原因 | きしみやすさ | 対処法 |
|---|---|---|
| ネジ・ボルトの緩み | ◎ | 締め直す |
| ベッドフレームの接合部分 | ◎ | 固定・補強する |
| 木材同士の摩擦 | ◎ | 摩擦を減らす |
| 床との接地部分 | ○ | 脚・床を確認 |
| ベッドフレームの歪み | ○ | 設置状態を見直す |
| すのこのズレ | ○ | 位置を調整 |
| マットレスの内部 | △ | マットレスを確認 |
| 床そのもののきしみ | △ | 床を確認 |
特に多いのが、
①ネジの緩み
②フレーム同士の摩擦
③脚と床の接地部分
です。
まずはマットレスを一度外し、ベッドフレームだけの状態で音がするか確認すると、原因を特定しやすくなります。
ベッドがきしむ7つの原因

1.ベッドのネジやボルトが緩んでいる
ベッドがきしむ原因として、まず確認したいのがネジやボルトの緩みです。
ベッドは毎日の寝返りや乗り降りによって、少しずつフレームに力が加わります。
その結果、組み立て部分のネジやボルトが緩むことがあります。
ネジが緩むとフレームにわずかな隙間ができ、寝返りなどでベッドが動いたときに、
「ギシギシ」「ミシミシ」
という音が発生することがあります。
対処法
ベッドの説明書を確認しながら、各ネジ・ボルトを締め直してみましょう。
一か所だけではなく、ベッド全体の接合部分を確認することがポイントです。
2.木材同士が擦れている
木製ベッドの場合は、木材同士の摩擦がきしみ音の原因になることがあります。
寝返りを打ったときにフレームがわずかに動くと、木材同士が擦れます。
この摩擦によって「ミシミシ」という音が出ることがあります。
対処法
まずは、どの部分から音が出ているのか確認しましょう。
接合部分に隙間がある場合は、ベッドの構造に合わせて適切に固定します。
無理に接着剤などを使用すると、後から分解できなくなる可能性があるため注意しましょう。
3.ベッドフレームと床が擦れている
ベッドフレームではなく、脚と床の接地部分から音が出ていることもあります。
特に、
- フローリング
- 畳
- 傾斜のある床
- 柔らかい床
などでは、ベッドの脚がわずかに動いて音が発生する場合があります。
対処法
ベッドを少し動かして、脚が床にしっかり接地しているか確認しましょう。
床に傷が付かないように、ベッド用の保護パッドなどを使用する方法もあります。
ただし、ベッドの構造によっては高さや安定性が変わるため、厚すぎるものを挟むのは避けたほうがよいでしょう。
4.ベッドフレームが歪んでいる
長期間使用しているベッドでは、フレームの歪みがきしみの原因になることがあります。
特に、
「以前は静かだったのに、最近になって急にきしむ」
という場合は、フレームの状態を確認してみましょう。
ベッドに大きな負荷がかかった場合や、長年の使用によって部品が劣化した場合にも、接合部分にズレが生じることがあります。
対処法
ベッドを一度空にして、フレームが左右均等に設置されているか確認します。
明らかな歪みや破損がある場合は、無理に使用しないほうが安全です。
5.すのこがズレている
すのこタイプのベッドでは、すのこのズレもきしみの原因になります。
すのこがフレームと擦れたり、寝返りのたびに少し動いたりすると音が出ることがあります。
特に、すのこを載せるだけの構造では、わずかなズレでも音が発生する場合があります。
対処法
一度すのこを外し、
- 位置がズレていないか
- 破損していないか
- フレームとの接触部分に異常がないか
を確認しましょう。
そのうえで正しい位置に戻します。
6.マットレスが原因になっている
「ベッドがきしむ」と思っていても、実はマットレスから音が出ている場合があります。
特にコイルを使用したマットレスでは、寝返りをしたときに内部から音がすることがあります。
マットレスかベッドかを確認する方法
簡単なのは、
マットレスを一度ベッドから外してみることです。
その状態でベッドフレームを押したり、軽く動かしたりして音を確認します。
- マットレスを外しても音がする → ベッド側の可能性が高い
- マットレスを外すと音がしない → マットレス側の可能性
この方法なら、原因をかなり絞り込めます。
7.床そのものがきしんでいる
意外と見落としやすいのが、床のきしみです。
ベッドが動いたときに床へ力が加わり、床材が動いて音が出ている場合があります。
特にベッドを置いている場所だけでなく、周辺を歩いたときにも「ミシミシ」と音がするなら、床側も確認してみましょう。
この場合、ベッドだけを調整しても音が改善しない可能性があります。
ベッドがきしむときの対処法

原因が分からない場合は、次の順番で確認するのがおすすめです。
STEP1|マットレスを外す
まずマットレスをベッドから外します。
これだけでも、
「ベッドが原因なのか、マットレスが原因なのか」
を判断しやすくなります。
STEP2|ネジを確認する
次に、ベッドフレームのネジ・ボルトを確認します。
緩んでいるものがあれば、説明書に従って締め直しましょう。
STEP3|ベッドを軽く動かす
ベッドフレームを軽く押してみます。
このときに音がする場所があれば、きしみの原因を特定しやすくなります。
STEP4|すのこを確認する
すのこタイプなら、
すのこのズレや破損
を確認します。
フレームとの接触部分から音が出ていないかも確認しましょう。
STEP5|脚と床を確認する
最後にベッドの脚を確認します。
すべての脚が床にしっかり接地しているか確認してください。
ベッドがガタついている場合は、設置場所や脚の状態を見直しましょう。
ベッドのきしみを放置しても大丈夫?

小さなきしみ音だけなら、すぐに大きな問題につながるとは限りません。
しかし、
「以前より音が大きくなった」
「ベッドが大きく揺れる」
「フレームがグラグラする」
「木材にヒビや破損がある」
といった場合は注意が必要です。
単なる音ではなく、ベッドフレームや部品の劣化・破損が原因になっている可能性があります。
その場合は、ネジを締めるだけで済ませず、ベッド全体の状態を確認しましょう。
新しいベッドに買い替えたほうがいいケース

次のような状態なら、修理よりも買い替えを検討したほうがよいでしょう。
- フレームが大きく歪んでいる
- 木材にひびが入っている
- 金属部分が変形している
- ネジを締めても改善しない
- ベッドが大きく揺れる
- 長年使用して劣化が目立つ
- 耐荷重を超えて使用している
特にフレーム自体が破損している場合は、無理に使い続けないことが大切です。
きしみにくいベッドを選ぶポイント

これからベッドを購入するなら、きしみにくさも確認しておきましょう。
フレームの接合部分を確認する
ベッドは組み立て式が多いため、接合部分がしっかりしているか確認しましょう。
特に、
「脚が細すぎないか」
「フレームがしっかりしているか」
「中央部分に十分な支えがあるか」
などをチェックします。
体重に合った耐荷重を選ぶ
ベッドには耐荷重が設定されている場合があります。
マットレスだけでなく、使用者の体重や寝具の重さなども考慮する必要があります。
耐荷重に余裕のあるベッドを選んだほうが、長く使いやすいでしょう。
マットレスを変えるとベッドのきしみは改善する?

基本的には、ベッドフレームが原因ならマットレスを交換しても解決しません。
ただし、マットレスが原因で音が出ている場合は別です。
例えば、コイル内部から音が出ているなら、マットレスの交換によって音がなくなる可能性があります。
そのため、
「マットレスを買い替える前に、まずベッドフレームとマットレスを分けて確認する」
ことが重要です。
ベッドのきしみと寝返りの関係
ベッドがきしむと、寝返りをするたびに音が気になってしまいます。
特に夜中は周囲が静かなため、昼間よりも小さな音が気になることがあります。
そのため、
「寝返りするたびにギシギシする」
という場合は、マットレスだけでなくベッドフレームの状態も確認してみましょう。
寝返りのしやすさを考えるなら、マットレスの反発力だけでなく、ベッドフレームがしっかり安定していることも重要です。
ベッドがきしむ原因に関するFAQ

ベッドがギシギシする一番多い原因は?
ネジやボルトの緩み、フレーム同士の摩擦、床との接地部分などが代表的な原因です。
まずはマットレスを外して、ベッドフレームだけで音がするか確認してみましょう。
新しいベッドなのにきしむのはなぜ?
組み立て時のネジの締め付け不足や、フレーム・すのこのわずかなズレなどが考えられます。
一度、組み立て説明書を確認しながら各接合部分を確認してみましょう。
木製ベッドのきしみはどうすればいい?
まず、ネジやボルトの緩みを確認してください。
それでも改善しない場合は、木材同士が擦れていないか、すのこがズレていないか確認します。
ベッドの脚が原因できしむことはある?
あります。
脚と床が擦れたり、床が水平でなかったりすると、ベッドがわずかに動いて音が発生することがあります。
マットレスを変えればきしみはなくなる?
ベッドフレームが原因なら、マットレスを交換しても基本的には改善しません。
まずマットレスを外して、ベッドフレーム単体で音がするか確認しましょう。
ベッドのきしみを放置してもいい?
小さな音だけなら必ずしも問題とは限りません。
ただし、フレームの破損や大きなガタつき、歪みがある場合は、安全のため使用を中止して状態を確認したほうがよいでしょう。
まとめ|ベッドのきしみは原因を特定してから対処しよう

ベッドがきしむ原因は、一つとは限りません。
特に多いのは、
- ネジ・ボルトの緩み
- フレーム同士の摩擦
- すのこのズレ
- ベッドの脚と床の接触
- フレームの歪み
- マットレス内部
- 床そのもの
などです。
まずはマットレスを外して、ベッドフレームだけで音がするか確認するのがおすすめです。
ベッドフレームから音がするなら、ネジや接合部分、すのこ、脚などを順番に確認します。
一方、マットレスを外すと音がしなくなるなら、マットレス側に原因がある可能性があります。
「ベッドがきしむ=マットレスが悪い」とは限らないため、原因を一つずつ切り分けることが大切です。
マットレスのきしみが気になるなら買い替えも検討
ベッドフレームを確認しても問題がなく、マットレスからきしみ音がする場合は、マットレス自体の状態を確認してみましょう。
特に長期間使用しているマットレスは、内部の劣化によって寝心地が変化している可能性もあります。
「最近きしみ音が気になる」
「寝返りのたびに音がする」
「マットレスもかなり長く使っている」
という場合は、マットレスの買い替えを検討するのも一つの方法です。
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